テニスの王子様〜Blind Player〜

     written by 風見野里久
  第一部〜始まりの空〜


   「――僕は楽しくテニスができればそれでいいよ」


・ここにおいてあるのは、『Blind Player』の第一部にあたるお話です。
 第一部では、主人公の紹介を含めた、青学レギュラーたちなど、各人とのお話を
 とり扱っています。
 主人公の性格や、彼をとりまく環境、見え隠れする過去、青学のみんなにとっての彼と
 いう存在、あるいはその逆……そういったことに、軽く触れる内容となっています。
 中には主人公と意外な関係にある人も……?
 基本的に『主人公&レギュラーひとり』というかたちで焦点をあてており、中心となる人たち
 以外の人物の出番は少ないです。


 当初第一部は全部で十のお話で構成されていましたが、新たに四本追加して全十四本としました。
現在は十本までできています。まだできていないお話は、近いうちにアップしていく予定です。
もうしばらくお待ち下さい。 
またお話は日付に関係なく、基本的に上から下へ時系列順に並べてあります。

(尚、『空と海の絆』は羽柴水帆ちゃんが書いてくれましたv)

 それでは、お名前の登録が終わっている方は、物語の方へどうぞ。
 楽しい学園生活を送って下さいね。
 まだ登録がお済みでない方は、最初のページに戻って、お名前を登録してからどうぞ。
 (登録されない場合は、『夜空天空(よぞら てんくう)』となります。)


  主人公設定

 変換しない
 場合の名前
  夜空 天空
  (よぞら てんくう)
 学年とクラス  2年8組
 桃城と里空のクラスメート
 容姿 少々長めの栗色の髪。
青緑の双眸。
母親似の優しげな顔立ち。
 性格 誰にでも優しく、滅多に怒らない穏やかな性格。が、時折みせる表情は鋭く、彼がただ優しいだけの人物ではないことを窺わせる。
 備考1 風見鳥兄妹、手塚とは、青学に入学する以前から兄弟のようにつきあってきた。
 備考2 レギュラーではない部員たちの中では、トップレベルの実力を持つ。スタミナ不足という欠点があるが、50メートル走は6秒2、立ち幅跳びは288センチを誇るレギュラー最有力候補。プレイスタイルは、オールラウンダーよりのカウンターパンチャー。
 青緑の双眸を持つ少年 青学男子テニス部に、レギュラーになったことはないものの、テニスが大好きな少年がいた。
「――僕は楽しくテニスができればそれでいいよ」
 Friend―他人じゃないから― とある日の昼休み、体育館には掃除を命じられた桃城と主人公の姿があった。
 その背を見つめるは、優しき笑顔 一年生たちから慕われている主人公、一年生ながらもレギュラーであるリョーマ。接する機会がほとんどなかった二人だが……?
 ひとつの繋がり、ひとつの勇気 大石と喧嘩をしてしまい、部活に行きたくないという菊丸に、主人公は……?
「――でも、後悔されているんでしょう?」
 風の空、空の鳥 不二が見た、主人公の一面。
「……鳥になれたらいいのに……」
屋上から空を見上げる少年たちは、何を思う…?
 流れる時はゆるやかに…… 昼休み校舎裏へとやってきた手塚は、偶然にも主人公と出会い…?
「ここには他に誰もいない。普通に喋ってくれて構わないぞ」
 その瞳にかけて 「遠慮はいらないよ、海堂。全力でいこう、お互いに」
練習前、主人公と打ち合っていた海堂は、いつかのランキング戦を思い出す。
 勇気をこの手に 備品の買い出しに出かけた河村と主人公。だが、河村は突然どこかにいってしまい…!?
「――ごめん、何か情けないよな、俺」
 空と海の絆 大石に頼まれ、主人公は、今年から入ってきた新入部員を案内してあげることになって…?
「だから、そうゆうカッコイイ響きの名前って、結構あこがれ」
 夜闇に溶けぬ絆となれ 「――ひとつ俺を助けてくれないか?」
主人公は乾に家事の手伝いを頼まれ、彼の家に行くが…?
 Angel―白き風になりたい―
     前編  後編
テニス部一の姫に、弓道部からの誘いがかかる。悩む一の姫を、桃城と主人公はそれぞれの気持ちを告げた上で見守る。やがて一の姫は心を決め…!?
「私と、試合をしてほしいの。テニスで」