―スケッチ―

            
        
縦列カーポートはオーナー様のご希望です。
                1F PLAN                2F PLAN 
 

             
                              N-ELEVATION                     W-ELEVATION



    
  
 

K様は、ホームズ、ポアロ、エラリークイーンなどの
ミステリーが大好きです。

自分の設計した平面プランで、推理小説にでてくるような
本格的英国スタイルの家を建てたい! と
メゾン・ド・フランスのホームページ「つくばの家」をご覧に
なって、訪ねていらっしゃいました。

「つくばの家」は、英国で生活されたご家族のための
英国スタイルをとりいれた家で、建て主様自身が考えた
平面プランをベースに設計をしています。

メゾン・ド・フランスのホームページは運命の出会い?

ネットのつながりで、大事な家づくりを任せるのは、
心配なことでしょうが、とても気に入っていただきました。

たくさんの輸入ハウスメーカーを検討した末、あきらめ
かけていたこだわりの家が実現できるとおっしゃって
いただきました。

ご自身で描かれた平面スケッチは、ずっと温めてきた
プランだそうで、ていねいにスケッチされていました。
よく見ると、推理小説にでてくる平面見取り図のようで
つい、笑いそうになってしまいました。

なぜって、寝室のそれぞれのベッドには、死体が・・・!
すっかり推理小説の世界のK様です。


間取りや写真は、残念ながら公開できないのですが
右の写真は、家づくりの参考にした外観イメージです。

英国スタイルの内装にこだわり、暖炉やインテリア、
家具も凝ったお宅です。
安っぽくならず、本格的な家が実現できたと思います。
 


リビングの暖炉まわりスケッチです。


大きなフランス暖炉の案です。
英国スタイルとの調和を考え、しつこくならないように、
優雅にくつろげる雰囲気を心がけました。

実際には、線で描くほど華美な印象はなく
英国の家具となじんで、とてもシックになりました。

当初、シャンデリアはお好きでないとおっしゃっていた
K様ですが、この絵をご覧になりシンプルなシャンデリアと
おそろいの壁付照明を設置されました。高い天井に
シャンデリアがとても合い、すてきな空間になりました。


インテリアのご提案は、いつも手描きスケッチです。

線が曲がったり、正確な角度でなかったりしていますが…
イメージをお伝えできているように思います。


フランスで、建築家のスケッチは特別なようです。
在仏中に私のスケッチがクライアントに気に入られて
何度もうれしい経験をしました。

質感を表現したCGパース以上に喜ばれるようです。
心が伝わるからかもしれませんね。


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