つくば 暖炉のあるメゾン



日本で設計した住宅を、建て主様のご厚意により
吉田のスナップ写真でご紹介いたします。

こちらの御宅は、英国がテーマです。
コレクションしたアンティーク素材
ドアやステンドグラス、暖炉、家具などを
新築の家づくりに活かしています。

光いっぱいの温かい空間に
静かな時間が流れて・・・

不思議な懐かしさを覚えるメゾンです。





ご家族:

30代前半のご夫婦と、犬1匹+猫10匹です。

お二人ともイギリスに在住されていましたので
英国の田舎の生活と家が大好きです。

帰国後、ペットたちの住環境をよくするためと
東京に通勤しながら、自然に囲まれた広い庭と
ゆとりのあるスローライフを実現するため、
こだわりの家づくりをしました。


このお家に引っ越しをしてかわいい女の子が誕生!
3人家族になりました。





玄関


英国で使われていた
アンティークの玄関ドアを開けて
家の中に入ると・・・

古い英国のステンドグラスから
優しい光が玄関に満ちています。








設計段階でスケッチしたリビングのイメージ。

















リビングのドアは、古い洋館で大切に
使われていたアンティークです。
真鍮のノブにも、いとおしさを感じます。


となりには、玄関からシューズルームへいく扉、
日本の古い蔵戸が並んでいます。

玄関扉がイギリスから輸入されたアンティークドアで
内開きですので、靴がない玄関にする工夫です。

玄関扉については、別のページをもうけて
ご紹介する予定です。





パウダールーム



パウダールームのアンティークドアを開けると別世界が広がります。

ここは絵やフォトを飾る「ギャラリー」としても楽しむ空間です。
家族のこだわりが詰まっています。

美しい壁紙は、ウィリアムモリスの「葡萄と柳」です。

アンティークのドアと格天井、腰壁、床、カウンターは
全てチョコレート色で統一され、落ち着く空間です。

お気に入りの水栓やボール、葡萄色のランプもこだわって探しています。
 

工事中の写真です。タイル目地など未施工の段階です。
キッチン


格子とモールのデザインが美しく、光が
いっぱいのコンサバトリーな白いキッチン。
半円バーチカルウィンドーのおかげです。

格子の上げ下げ窓からは南側の中庭を、
東側の窓からは菜園を眺めることができます。
デザインにこだわったキッチンです。



[Kitchen DATA]

 キャビネット
 IH、オーブン、換気扇
 アイレベル電子レンジ
 カウンタートップ
 中庭に臨む窓
 床 : タイル
 壁 : マジョリカタイル
   パリ地下鉄タイル
    塗り壁(漆喰)




: Canyon Creek
: Miele

: ADVAN
: Andersen

: アンティーク
: ADVAN METRO
: JOLYPATE
 


パリの地下鉄タイルがきれいに貼られました。マジョリカタイルはアンティークです。







 当初のオーダーキッチンは、
 英国の木製チョコレート色で
 進めていました。
 これはその頃のスケッチです。

 吊り戸棚のクラウンモールディング
 の上部をオープンにしていましたが、
 天井までの棚にして、内部を見せる
 ガラス窓にデザイン変更しています。

 カラ―も、迷った末にホワイトに変え
 明るいキッチンにしました。



朝日の明るい洗面コーナー


毎日使う水栓やシンクは
こだわって贅沢に選んでいます。

真っ白なタイルのカウンターで
気持ちのよい朝を迎えます。









このページの最初と最後3枚の写真、
お花とエクステリアの写真は、建て主様が
入居後に撮って、送ってくださったものです。

中庭のシンボルツリーは、ハナミズキです。

ご家族は休日、ガーデニングを楽しみ、
ペット達と心豊かな暮らしを楽しまれています。

自然に囲まれ、
ゆるやかな時間の流れを感じさせるこの家で、
年月を重ねていくうちによりいっそう、
美しい庭や家への愛着が深まることでしょう・・・。