Forbes Field Site
(フォーブス・フィールド 跡地)
- ピッツバーグ・パイレーツ本拠地 -
訪問日 : 2018.8.5
所在 | ペンシルバニア州 ピッツバーグ
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開設 | 1909年6月30日 (1970年6月28日 閉場、1971年 解体)
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収容 | 23,000 人(1909), 35,000 人(1970)
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広さ | 左翼 109.8m (360ft), 中堅最深部 140.9m (462t), 中堅 134.8m (442ft), 右翼 114.6m (376ft)
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フィールド | 天然芝
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チーム | ピッツバーグ・パイレーツ(ナショナル・リーグ中地区)、ホームステッド・グレイズ(ニグロ・リーグ, 1922〜39)
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Getting there
ホテル代をケチってダウンタウン東側に広がるオークランド地区に確保したピッツバーグの宿。PNCパークまではタクシーで片道約 $15、うーむ、これだったらダウンタウンに泊まってもトータルコスト的には変わらなかったかも...
このロケーションの意味に気づいたのは、1日目の観戦を終え、翌2日目の空き時間の過ごし方を考えていたその時...
ふとひらめいてググってみると、おっ、これはホテルの近くじゃねえか?
2日目の朝、ピッツバーグ大学の敷地が点在するあたりを適当にブラブラ、目に入ったのは ”Roberto Clemente Dr.”のサイン。この通りを2分ほど行くと、ありました。パイレーツの旧本拠地フォーブス・フィールドのモニュメント。
ええと、ダウンタウンからのアクセスを整理しておきますね。
跡地はピッツバーグ大学(PITT)キャンパスのエリアにあり、ダウンタウンからはバスで行けることが判明。5th Avenue を通る路線に乗りましょう。何本かあるが、#61 あたりが本数が多い模様。PITT のエリアに入った瞬間を見計らって下車。
5th Avenue から進行方向右手、South Bouquet Street を下り、Forbes Avenue を超えると、すぐに Roberto Clemente Drive とぶつかる三叉路、ここまで来れば着いたも同然。通り沿いに外野フェンスと記念碑、左手の Posvar Hall 内にもいくつかの展示があります。
Getting ticket
フォーブス・フィールドの外野フェンスは、元々の位置にそのまま残されているとのこと。その近くに再現されたエントランスとチケットウィンドウがあったらしいのだが、それは気づかなかった。
Roberto Clemente Dr. をはさんでピッツバーグ大学の Posvar Hall、ここのロビーに当時のホームプレートがあるらしい。1階ロビーは自由に出入りができて、球場のパネルなどが展示されている。でも、何度行き来してもホームプレートが見つからないのですよ。
あ、ありました。真ん中へんの事務所入口っぽいところの前。さりげなく床に埋め込まれているだけなのでわかりにくい。探してみてください。
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1909年に開場したフォーブス・フィールドは、同じ年にフィラデルフィアでオープンしたシャイブ・パークと並んで、鉄骨とコンクリートを用いて建設された球場の先駆け。開場は約2か月シャイブ・パークに遅れているのだが、モニュメントの説明には ”The first all steel and concrete ballpark” と、堂々と謳っている。
いずれにしても、鉄とコンクリートの20世紀を象徴するボールパークだったと言えるのでしょう。
球場の歴史は、ホーナス・ワグナー、ロベルト・クレメンテといったパイレーツのレジェンドたちとともにあり、4回のワールド・シリーズ、2回のオールスターの舞台となった。特に1960年のワールド・シリーズでは、第7戦の9回裏ビル・マゼロスキーのサヨナラ本塁打がパイレーツに3度目の優勝をもたらしたことが、語り草になっている。
鉄骨とコンクリートというと、寒々しい建造物をイメージしてしまいますが、当時の写真を見ると、外野席はなくてとても開放的なんですね。半世紀以上使い倒された後、クッキーカッター(スリー・リバース・スタジアム)、そしてネオ・クラシック(PNCパーク)へ。時代のトレンドにのっかるピッツバーグ・ボールパーク史の一端がここにありました。
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Last Updated : September 9, 2018
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