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Yankee Stadium
(ヤンキー・スタジアム)

- ニューヨーク・ヤンキース本拠地 -

訪問日 : 2005.8.13



所在 ニューヨーク州 ブロンクス
開設 1923年 4月 18日
収容 57,545 人
広さ 左翼 96.9m, 左中 121.6m, 中堅 124.4m, 右中 117.3m, 右翼 95.7m
フィールド 天然芝

チーム ニューヨーク・ヤンキース
リーグ アメリカン・リーグ東地区



Getting there

マンハッタンから、地下鉄Bラインでブロンクスへ。途中、いくつかの駅は停車せず、通過してゆく。

1996年、はじめてヤンキー・スタジアムを目指してこの路線に乗ったときには、ビビったものです。当時、まだまだ「ニューヨークの地下鉄はコワイぞ、ブロンクスはやばいぞ」という印象が強く、このままブロンクスの奥深く、デンジャラスエリアまで連れ去られてしまうのではないかと...

あまりにビビっていたので、ナイトゲームの終了時間も待ちきれず、ゲームセットを前に球場を後にした、Ballpark Tripper 未熟者時代。

はい、白状いたします。前回訪問時は、ヤンキー・スタジアム試合終了後のおなじみ、シナトラの "New York, New York" を聴くこともなく、球場を去ったのでありました。以来、なんとなく中途半端な観戦に終わったという想いをぬぐいきれないまま、雪辱のときを待ち...

9年ぶり、Bronx 161 St.駅で下車...ん? そう言えば、以前の駅名は "Yankee Stadium" だったよな。


Getting ticket

無事、ウィルコールでチケットを受け取り、いざ入場。がしかし...

すっかり油断してました。ここはニューヨークだったのだ。デイパックを背負っての入場は拒否されてしまう。3年前のシェイ・スタジアムでは、バッグの預かり所が設けられていたのだが、ここでは?

スタッフに聞いてみるが、何言ってるか聞きとれない。情ない。別のエントランスだったらすんなり入れたりして。で、トライしてみるが、あま〜い。あと一歩のところでとめられる。

あ〜ん、困ったよう、せっかく海を越えてやって来て、チケットも持ってるのにぃ、ってことを目いっぱい態度で表現すると、なにやら教えさとされている雰囲気。繰り返し聞いていると "alley" という言葉が聞き取れる。

はは〜ん。ぴんときて球場脇をはしるストリート、地下鉄の駅出入り口あたりからショップが立ち並ぶ通りに向かう。ストリートの上を高架道路。ここが "alley"でしょう。でいったい、どこでどうすれば?

通りを行ったり来たりしてみるが、それらしい所は見当たらない。もう一度スタッフに聞いてみるが、さっぱり要領を得ない。時間ばかりが過ぎる。何なんだよいったい、とブチキレかけたそのとき、向かいのスベニア・ショップの呼び込みと目が合った。あ、ここか。

通りをわたったところにある "STAN'S WORLD SPORTS" という店でバッグを預けて、ようやくホっと一息。預り料は $5.00。



 Date : August 13, 2005, 1:05PM
 Seat : Main Box, 228-H-19, $50.00
 Game : Yankees 7, Rangers 5
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  Texas     :  000 010 022 00 -   5  13  0
  New York  :  202 000 100 02 -   7  12  0
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 W: Small (4-0)
 L: Loe (5-4)
 HR: BWilliams (9), Mench (20), Soriano (29), 
     ARodrieguez (34), Sheffield (24)
 Time: 3:01    Attendance: 54,919

ありゃりゃ、ちょっとよそ見したすきに、A-ROD のホームランの瞬間、見逃しちまったよ、まったくもう。

それでも、三遊間の難しい当たりをバックハンドで抑え、振り向きざまのジャンピングスローはデレク・ジーター、A-ROD はライン際のするどいグラウンダーをスライディングキャッチ、ブロンクス・ボンバーズの誇る三遊間が魅せるこのプレーだけでも、納得の $50.00。

実はこの試合、ゲームセット後ただちにロングアイランドへ移動する予定だったので、今回の旅程中、いちばんスムースに終わってほしかったのだが。守護神リベラ、まさかのブロウン・セーブで延長突入。

その分、いいもの見させてもらいましたと思ったのは11回ウラ、4年ぶりにピンストライプのユニフォームに袖を通して登場は、90年代後半からはじまるヤンキース快進撃の立役者、ティノ・マルティネス。

この人とはけっこう縁があり、8年前のこの球場を含めて、マリナーズ、ヤンキース、カージナルスとチームをかわるたびに、そのプレーに接する機会があった。なかでも忘れられないのは、ルーキーイヤーの1990年、延長14回のウラ、キングドーム 4時間41分の試合に決着をつける一発を放ち、弱小マリナーズに深夜の歓喜をもたらしたのである。

あれから15年、この日最高の歓声に迎えられてT.マルチネス、バーニー・ウィリアムスのサヨナラ弾をお膳立てするクリーン・ヒット。こういう出会いが、なんとも言えずうれしい。




YANKEE STADIUM TOUR (Pictures)

OFFICIAL NEW YORK YANKEES WEB SITE



Last Updated : September 25, 1998

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