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Jacobs Field
(ジェイコブズ・フィールド)

- クリーブランド・インディアンス本拠地 -

訪問日 : 1996.4.30 - 5.1



所在 オハイオ州 クリーブランド
開設 1994年 4月 4日
収容 42,865 人
広さ 左翼 99.1m, 左中 112.7m, 中堅 123.4m, 右中 114.3m, 右翼 99.1m
フィールド 天然芝

チーム クリーブランド・インディアンス
リーグ アメリカン・リーグ中地区



Getting there

'94年オープンしたばかりの人気スタジアムは、それほど大きくはないダウンタウンの中にある。これはもう歩いていくしかないでしょう。


Getting ticket

クリーブランドについたのが試合開始 3時間ほど前、まずはスタジアムのボックスオフィスに直行したが、窓は冷たく閉ざされていた。スーヴニールショップで確認するも、今年はもう売り切れとのこと。 念のためチケットマスターにも電話してみるが、持ち合わせはございませんとつれない答。

いよいよ神様仏様と並び称せられる困ったときの頼みの綱、ダフ屋様に頼るしかないのだろうか。ところがスタジアムをひとまわりしても、かのあやしげなる方々の影さえも見当たらない。あとで聞けば、ストライキになった '94年のペナントレース、実に35年ぶりの優勝争いにくわわった Tribe(ってのはインディアンズの俗称でございます、念のため)の快進撃にクリーブランドの街は興奮のるつぼと化したがダフ屋の横行も目にあまり、以来当局の取り締まりきびしい由。

これには参った。たしかに今シーズンのチケットはすでに完売との情報は事前に入手済、それでもひとりくらいなら何とでもなるさ、と根拠のない自信のためにしっぺ返しをくったのは別にはじめてではないが、歴史はくり返す。

だが待てよ、ここはアメリカ、私は日本人旅行者、最後は金でカタをつければよい。チケットブローカーは 2枚1組でないと売ってくれないので高くはつくが、Plain Dealer紙の三行広告欄から ”INDIANS”と大書きしているブローカーを探し、なんとか待望のチケットを手に入れたのは試合開始 30分前。ちなみに、4/30 クラブレベル席は $60.00、5/1 フィールドボックス席 (ダッグアウトのすぐ後) は $120.00 (いずれも 2枚で) であった。



  Date : April 30, 1996, 7:05PM
  Seat : Club level, 322-B-5, $21.00
  Game : Indians 5, White Sox 3
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    Chicago   :  201 000 000  -  3   4  0
    Cleveland :  002 002 10x  -  5  12  0
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  W: DeMartinez (4-2)  SV: Mesa (9)
  L: Tapani (2-1)
  HR: Thome (4), FThomas (9)
  Time: 2:44    Attendance: 40,268


  Date : May 1, 1996, 7:05PM
  Seat : Field box level, 150-K-2, $21.00
  Game : Indians 9, White Sox 5
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    Chicago   :   110 000 030  -  5  11  1
    Cleveland :   000 224 01x  -  9  12  0
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  W: JMcDowell (3-1)  SV: Plunk (1)
  L: McCaskill (0-2)
  HR: Bell (10), Vizquel (3), DaMartinez(2)
  Time: 3:01    Attendance: 40,447

'95年のシーズン、MLBといえば日本は Nomo一色だったし、当然この僕もその渦にのみこまれていた。 だが、ストライキの影響で144試合の短縮シーズンとなったこの年が終わり、ふと気がつくと、”50HRs&50DOUBLEs” という数字がひときわ輝いてい見えたのである。

”あのベーブ・ルースさえも成しえなかった”なんて通りいっぺんの形容などは犬にでも食われてしまえばいい。それよりもこの記録に彩りをそえて楽しませてくれたのは、メディアをにぎわせたエピソードの数々。 マスコミはもちろんファンとの間でも絶えないいざこざ、チームメイトもよりつかぬクラブハウスでの激昂、6年間で5回の出場停止...。 その総仕上げとでも言うべきか、この年、他の追随を許さぬ圧倒的な成績を残しながら、マスコミ嫌いがたたり、かの怒れるスラッガーは MVPをのがしてしまうことになる。

'96年5月1日、アルバート・ベル 右中間に HR No.10。だが、うわさに聞くところの ”怒りのパワー” を体現していたのは、むしろこのあとの打席の2塁打であったと思う。 その打球は、雨上がりのクリーブランドの空気を焦がし、引き裂きながら左中間フェンスにむかって直進していった...



JACOBS FIELD TOUR (Pictures)

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Last Updated : October 10, 1998

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