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Pringles Park
(プリングルズ・パーク)

- ウェストテン・ダイアモンドジャックス本拠地 -

訪問日 : 2006.5.4-5



所在 テネシー州 ジャクソン
開設 1998年
収容 6,000 人
広さ 左翼 94.5m, 中堅 120.4m, 右翼 97.6m
フィールド 天然芝

チーム ウェストテン・ダイアモンドジャックス
リーグ サザン・リーグ  (AA)  北地区
アフィリエイション シカゴ・カブス



Getting there

ナッシュビルから西へ2時間、グレイハウンドを降りる。話しかけてくる白タクのオッチャンらしき人。タクシーを呼んだからいいと言って追い払おうとしたが、”タクシー? リムジンのことかい? あんな高けえモン”と、気になることをおっしゃる。なぬ? リムジンだって? そんな大それたモノが来ちゃうのだろうか?

はたしてやってきたのは、黒塗りのセダン。”ヨウコソ”と、運ちゃん。カタコトの日本語ができるのである。名前は聞かなかったが、ここでは便宜上”マイケル”とでもしておこう。ジャクソンのマイケル。

ジャクソンは観光客が訪れるような町ではなく、ホテルはフリーウェイ沿いに集中している。グレイハウンドのステーションからホテルまで $15。

ボールパークへの行き来もタクシーを使うほかなく、このあとマイケルにピックアップを依頼。しかし、このときはまだ、ジャクソン滞在の2日間、このマイケルと丸々お付き合いすることになるとは、知る由もなかった。

2日目。ホテル周辺には数軒のレストラン以外、なにもなく、球場に向かうまでのあいだ引きこもり状態。開門はプレイボールの1時間前なので、夕刻6時頃、しかし5時前にはいたたまれなくなり、タクシーを呼ぶと...

”数時間、お待ちください”、な、なにぃ? なんで数時間も? 数分の間違いじゃないの? いったん電話をおき、ホテルのフロントにかけ直してもらう。結論は同じ、ひたすら待つのみ。結局1時間半で、またもやマイケル登場。この日、時間だけはたっぷりあったのに、プレーボール直前に入場することになる。

マイケルが言うには、ジャクソンにはタクシー会社はひとつだけ。しかも保有車両はたったの2台。そもそもが、メンフィスやナッシュビルの空港からの遠距離利用者向けらしい。なので、ひとたびコールがあると、2〜3時間は出たっきりになってしまう。

そういうことだそうです。こりたので、翌日早朝のピックアップを約束。グレイハウンドで、さらに西へ向かう。”サヨナラ”とお辞儀をするマイケル。”またいつかね”と手を振り、別れた。


Getting ticket

そんなわけで、2日目は、試合開始ギリギリにボールパーク着。チケットブースは、かなりの行列。

ちょっとイライラしながら行列に加わっていると、前に並んでいた人が話しかけてきた。半端にあまったチケットをわけてくれることになる。タダでバックネット裏のシートをゲット。なんだか、浮き沈み激しい一日である。



 Date : May 4, 2006, 7:05PM
 Seat : Field Box, A-2-19, $9.00
 Game : Diamond Jaxx 9, Stars 1
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  Huntsville  :  001 000 000  -  1   5  0
  West Tenn   :  000 032 04x  -  9  11  0
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 W: Shaver (2-1)
 L: Thurman (1-3)
 HR: None
 Time: 2:40    Attendance: 1,190


 Date : May 5, 2006, 7:05PM
 Seat : Box, H-18-1, $0.00
 Game : Diamond Jaxx 4, Stars 3
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  Huntsville  :  030 000 000 0  -  3   6  1
  West Tenn   :  200 010 000 1x -  4  10  0
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 W: Rapada (3-2)
 L: Winkelsas (1-1)
 HR: Hoffpauir (8)
 Time: 3:10    Attendance: 2,834

ジャクソンの人口は8万人(マイケル談)。AAAのチームを有する大都市メンフィス、ナッシュビルの中間に位置し、球団運営もままならない。ダイアモンドジャックス、シーズン後にこの地を去ることは確実といわれている。

プリングルズ・パークという球場名、お察しのとおり、あのポテチの名を冠しております。ジャクソンにはP&G社のプリングルズ工場があるのですね。マイケルがカタコトの日本語をマスターしていたのも、P&G社への日本人出張者に教えてもらったものらしい。

球場のエントランスには、ツインのベルタワー。同様のツインタワーは、サンアントニオの球場にもあったが、一歩中に入ると、その印象はまったく異なっていた。

どこまでもフラットで開放感があったサンアントニオに比べ、ここは、深く掘りぬいたようなカタチになっており、スタンドの傾斜が急である。スタジアム自体は、とっても小ぎれい。

シカゴ・カブス傘下ということで、随所にリグレーを意識した演出も。Chicago Style という豪華版ホットドッグの屋台には行列ができ、セブンスイニングストレッチのDJは、ハリー・キャリー風。バックネット裏上方のブースから巨大メガネのオジサンが先導、”Take Me Out To The Ballgame "をアカペラで。



PRINGLES PARK TOUR (Pictures)

OFFICIAL WEST TENN DIAMOND JAXX WEB SITE



Last Updated : June 25, 2006

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