1.眼科手術--緑内障手術
2.緑内障治療,
早期選択的レーザー繊維柱帯形成術SLTの価値
緑内障手術を患者が勧められたとき、もしも医者の頭の中を覗けたら

  • 緑内障視野悪化が早い。3種類以上の薬物投術を行っても視野検査値で緑内障性視野狭窄の進行が早い。 当院でもやっとSLTを買ってもらった。隅角が広いのでSLTを行う。手術はそれからでも遅くないか。
  • 視野が相当悪化し、白内障もある。白内障進行はしかたがない。インホームドコンセントをとろう。セカンドオピニオンも紹介するか。
  • 急性緑内障発作のとき、とき。すぐに病棟ベットの確保しなきゃ。病棟婦長と手術場主任に一応場所確保の連絡を入れとこうかな。レーザー虹彩切開+白内障手術かな。
  • 片方の眼の視野がどんどんと悪化している時、悪いほうもレーザー手術か外科手術だな。良いほうの眼の手術もしておいたほうが将来の視力視野の確保のためになるかな。
  • 平均寿命まであと何年かな?、長生きするかな? 3年以上長生きしそうだな。とりあえずレーザーと薬物で様子を見る。手術は寿命との相談だね。全身は元気だからいずれ手術が良いかな。白内障があるが緑内障との同時手術はどうかな。
  • 手術成功率 :10年間経過観察の16の報告がある。60〜95%に集中している。今 手術をしたらこの患者さんは、95%の10年間成功例になるな。
  • 患者はどうする
  • 担当医から診療録をいただく、診療情報提供書をいただく、緑内障の専門医にセカンドオピニオン、納得したら現在の担当医で手術を受ける。
  • 緑内障専門外来診察日・診察医-たかせ眼科

開放隅角緑内障に対するレーザー治療SLT

昔は、LTP繊維柱体形成術は、緑内障手術の前に、もしかしたら効果があるかもしれないとの感覚で実施されていた。最近では、選択的繊維柱帯形成術(SLT)がひろく行われるようになり、治療の初期の段階でSLT実施することが、点眼薬とあいまって満足すべき眼圧下降、視野欠損進行の抑制が見られることが報告されている。特に正常眼圧緑内障は早期SLTが効果的。しかし、日本の眼科医は昔からの考えから、薬物が効かなくなった時点や視野欠損が回復出来ないほど進行したときにしかLTPを実施していなかったが、SLTが出現し緑内障治療の実態が変化してきている。
眼圧下降が成功するのは実施眼の約90%である。眼圧下降率は20〜30%である。効果は5年は可能であり、さらに反復レーザー治療が出来る。
SLTの合併症は重篤なものはない。一過性眼圧上昇、虹彩炎が合併症である。点眼薬アプラクロ二ジン、ステロイドなどで抑制できる。


緑内障の定義と分類


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