月巡り
             はるか  遠い月

             満ち欠けを続けて


        蒼い夜空の中  見降ろした地上

           あふれ出る 悲しみに

      そう いつも  やわらかい光  届けている


         白い月の影  愛しくて 哀しい

      いつか  その優しさ 還したい  きっと…



       いそぐことは何も無い   ゆっくりでいい

       けれど 『わたし』に  早く気がついて



          透きとおる  その 祈り

      そう あなたの 汚れぬ想い  信じている


        青い月の船  空の海  渡るの

      そして  私はまた  巡り逢う  君に…