『ARIAカンパニー』
   

   灯里
   (あかり)
 フルネーム : 水無灯里(みずなし あかり)

ARIAカンパニー所属の半人前(シングル)。地球(マンホーム)出身の15歳。
すべてが機械化された地球(マンホーム)で育ったため、かつての地球の自然にあふれた火星(アクア)――特にネオ・ヴェネツィアが大好き。
性格:少し天然ボケの、純粋で明るい女の子。ネオ・ヴェネツィアで過ごすどんな時間も『楽しむ』ことができる。何気ない幸せに感動するたびに、素直な感想を述べる。
「何だか昔話に出てくる妖精の住処みたいっ」
「まるで宝物みたいな、素敵な景色」…など。
口癖:「はひっ」(返事) 「ほへ?」(訊き返した時)
「何だかとっても摩訶不思議」
「そりでは、レッツラゴー!」 「何だかこそばゆいねっ」
語録:「私にとって火星(アクア)は、本当にネバーランドなのかもしれません」
「私、待つの嫌いじゃないので」
「ぶっちゃけ私、この世には嘘モノってないと思うんです」
「だって、ネオ・ヴェネツィアが大好きで、その気持ちを宝物みたいに感じられる私が、今、こうしてここに存在してるんですもん」
「だから何て言われても、へっちゃらぽんです」
「じゃあこうして今、この広場にいられる私達は、世界で一番幸せ者ですね」
   

   アリシア
 フルネーム : アリシア・フローレンス

ARIAカンパニー所属の一人前(プリマ)。
水の三大妖精のひとりと謳われる水先案内人(ウンディーネ)。
柔らかな物腰と、鮮やかな舵さばきの腕を合わせ持った女性。
性格:おっとりとして優しい性格。今ではすっかり灯里のお姉さん的存在。
穏やかな外見の中に、悲しいことも辛いことも、すべてを『生きる楽しさ』に変えてしまう『強さ』を秘めている。
口癖:「うふふ」 「あらあら」
語録:「失敗や寄り道をしなきゃ、見つからないものもあるってお話」
「灯里ちゃんが素敵だから、この世界がみーんな素敵なのよ」
「今――楽しいと思えることは、今が一番楽しめるのよ」
「だから、いずれは変わっていく今を、この素敵な時間を大切に、ね」
「何回転がしても、その度にどこからともなく現れて、一緒になって楽しそうに雪だるまを大きくしてくれるの」
「…子供の頃、気が付いたんだけどね。その時ふと思ったのよ。こんな大人になりたいな――ってね」
    

  アリア社長
 フルネーム : アリア・ポコテン

ARIAカンパニーの社長。火星(アクア)猫の雄。体重10s
ヒメ社長にラブラブ。おなかは「もちもちぽんぽん」
性格:甘えんぼ。ちょっと臆病なところもあるが、モノ(ブラシとか)には強気。
口癖&語録:「にゅ?」 「にゅい」 「ぷいにゅ」
「ぷいにゅ――っ!!」(まぁくんに『もちもちぽんぽん』を噛みつかれた時)
「えぷー」(飲み物を飲み干した時) 「ぽぷよん、ぽぷよん」(歩いてる時の音)



『姫屋』
 

   藍華
  
(あいか)
 フルネーム : 藍華・S・グランチェスタ

灯里にとって火星(アクア)で初めて出来た友達。16歳の半人前(シングル)。
ネオ・ヴェネツィア老舗の『姫屋』の跡取り娘。
幼少の頃からアリシアに憧れている。
性格:気が強くて負けず嫌い。常にネオ・ヴェネツィアでbPの水先案内人になることを目指している。実は友達思い。灯里の素直すぎる言動にツッコんだり、フォローしたりしている。『跡取り』としてしか接してくれない周り(姫屋)に淋しさを感じていたので、厳しい先輩の晃には感謝している(ちょっと素直じゃない/笑)
口癖:「○○禁止!」(主な例:「恥ずかしいセリフ禁止!」)
「ギャ――スっ!!」(驚いた時…とか/笑)
語録:「結局あの人だけなのよね。私にまっすぐぶつかってきてくれるの」
「とにかくお客様のために、今できるベストを尽くす」
「晃さんは確かにめっちゃ厳しいケド、しっかり怒った分、しっかり認めてもくれるのよ」
「何か、ちょっぴりわかるかも。隕石の気持ち」
「火星(アクア)に魅入ったが最後、勝手にひきよせられて勝手に燃え尽きちゃう」
  

    
   (あきら)
 フルネーム : 晃・E・フェラーリ

『姫屋』bPの水先案内人(ウンディーネ)。水の三大妖精と謳われるひとり。
『姫屋』で藍華に対し、跡取りとしてではなく、ひとりの後輩として接する唯一の人物。アリシアの幼なじみでもある。
性格:藍華を上回る気性の激しさの持ち主で、言葉も態度もかなり男勝り。
言動は厳しく時に乱暴だが、相手の性格を考えて、必要なら進んで憎まれ役を買って出るタイプ。くるみパンが好物。
口癖:「すわっ!!」(登場時、カツを入れたい時、または相手を驚かしたい時)
語録:「3つ数える内に出てこい。さもないとコンクリ詰めにしてネオ・アドリア海に沈めるぞっ」
「大丈夫だ藍華。おまえは私の愛弟子だ。アリシアの弟子なんかに負けない。てゆーか死んでも勝てっっ!」
「ちなみにもし負けたら、くるみパン1年分私におごれっ」(「730個!;」by藍華)
「いや、藍華は私と違って乱暴でもがさつでも、ひねくれ者でもないぞ」
「自分らのミスは自分らでフォローしなさいっ」
「つーかあんた達、もう反省してるじゃない」
「本気でがんばって反省している人間を叱っても、無意味っしょ。てゆーか逆効果」
    

   ヒメ社長
 フルネーム : ヒメ・M・グランチェスタ

ネオ・ヴェネツィア老舗『姫屋』の社長。地球(マンホーム)猫の雌。体重2.5s
性格:大人の女。エレガント。常に優雅に、ほっそりと座っている。
アリア社長からのアプローチは、あまり気にしていない様子。
口癖&語録:知的美人は黙して語りません。



『オレンジぷらねっと』
  

    アリス
 フルネーム : アリス・キャロル

『姫屋』と並ぶ水先案内人業界最大手『オレンジぷらねっと』の見習い(ペア)。
14歳のミドルスクール8年生(義務教育中)で、学校に通いながら修行している。見習いだが、オールさばきの実力はかなりのもの。散歩が趣味。
性格:口調は敬語だが、内向的。あまり表情に変化がなかったり、舟漕ぎの腕が抜群なので、会社の先輩や同僚から嫉妬・誤解されてしまうこともある。が、本人はただ「舟(ゴンドラ)を漕ぐのが好きなだけ」である。灯里の天然に呆れながら、藍華に毒づきながらも、その気持ちを共有できるのが嬉しいらしい。
口癖:「でっかい○○です」(例→「でっかいお世話です」)
語録:「はいっ、でっかい春一番です」
「だから今、左手おしおきキャンペーンを実施中です」
「アテナ先輩…私に何も話しかけないけど。夜ベッドに入って縮こまってると、いつも必ず歌ってくれていました」
「その子じゃなくて、まぁくんです。『まぁ』と鳴くから、まぁくんと命名しました」
「やっぱりいいです。まぁくん、かみ癖あるみたいですし。アリア社長のもちもちぽんぽんがでっかいピンチです」
「よろしくね、まぁ社長」
   

   アテナ
 フルネーム : アテナ・グローリィ

『オレンジぷらねっと』所属の一人前(プリマ)。アリスと同室である先輩。
アリシア、晃同様、水の三大妖精のひとり。特に舟謳が上手いことで有名。
性格:とても物静か。困っている人や落ち込んでいる人には、話しかけるよりも、さりげない動作や謳を歌うことで助ける気配り達人。
だが実は、かなりのドジっ娘(転んだり落としたり零したり…etc)
あまり語らない方だが、アリスをはじめ、可愛い後輩たちを大事に思っている。
「好きで歌っているだけ」なので、『舟謳の上手い水先案内人』の自覚がほとんど無い。
口癖:…舟謳(笑) ちなみに舟謳と書いて「カンツォーネ」と読みます。
語録:「謳は誰かに、聴いてもらうものだから」
「確かに今のままではいられないと思う。時に優しく、時に残酷に、時間はすべてを変えていくものだから」
「…でも、少なくとも私にとっては、今だってまんざらじゃないわよ。可愛い後輩達ができたし」
「きっと本当に楽しいことって、比べるものじゃないよね」
「気付いてた? 小さくてわかりにくいけど、この子青い瞳をしているのよ」
     

   まぁ社長
 フルネーム : 不明(でもひょっとしたら、マァ・キノフ・スキー?/笑)

『オレンジぷらねっと』の新たな社長に就任した、雄の火星(アクア)子猫。
ネオ・ヴェネツィアの一角でひとり寝転がっているところを、アリスに拾われた。
性格:割と人懐っこい。噛みつき癖がある。食べる時は素早い(俊速)
口癖&語録:「まぁ」(鳴き声) 「がぶりんちょ」(噛みつき音)



                       

                    ウンディーネ
   〜ネオ・ヴェネツィアの水先案内人たち〜

水帆的キャラクター紹介です。専門用語は、『ARIAの世界』を参照して下さい;
なお各キャラの『語録』は、特に水帆の心に響いたor残ったセリフを抜粋しています。