・ここにいるのは、風見野の書くゾイドＳＳの中に出てくるオリキャラ（子供）たちです。
　　　　　　　　　　　「惑星Ｚｉ」では主にアゼルが登場しますが、「清風界」においてあるＳＳではエルリオたちも活躍します。

　　　　　　　　　　　　※エルリオたちはこれから登場する予定です。


　☆アゼル・ラグナ

・年齢　　　２４歳

・身体的特徴　　　赤みをおびた茶色の髪、碧水の双眸、少々童顔

・所属　　　ＧＦ民間協力者（シュバルツ＆クルーガーを上官として持つ）

・愛機　　　碧水のコマンドウルフ：フェンリル（野生ゾイドが進化）、ＡＩ『アーク』を搭載

・性格はいたって穏やかで心優しい青年（笑顔は◎との定評あり）。少しばかり天然ボケもはいっている。が、時折みせる態度や言動は、彼の精神がかなり発達していることを窺わせ、威厳すら感じられる（本当だろうか？）。過去の経歴はほとんど沈黙の果てにあり、本人もあまり語りたがらない（何かの拍子にぽつりと語りだすことがある）。が、シュバルツ兄弟の幼なじみであることは確かである。瞳のことで幼い頃から差別や偏見を受けているが、よほどのことがない限り、ことを起こさない。またゾイドに乗ると、性格に少々熱いものが混ざり、ゾイドの命を命とも思わない者には容赦しない。そのゾイド乗りとしての意識の強さや誇りたかさは、彼が育ってきた環境が影響しているようだ。自分の存在を受け入れてくれる者のためならば、どんな危険もかえりみない。


　☆エルリオ・アレス・テネル

・年齢　　　２４歳

・身体的特徴　　　少し長めの黒髪、緑の双眸、童顔

・所属　　　帝国軍第一装甲師団・少佐

・愛機　　　コマンドウルフ：コード（共和国より提供されたものをカスタマイズ）

・性格は温厚で内気なところがある。存在感が少々希薄なのが密かな悩みになっているらしい。人当たりがよく、誰にでも誠意をもって接する。ゾイドが好きで、現在は自分の手でコードを整備できるよう修行中。彼にはもうひとつの人格があり、アゼルたちはミドルネームをとって「アレス」と呼んでいる。またアゼルとは親友同士で、彼のことを唯一「ラグ」と呼ぶ。これには過去に彼に命を救われたことが関係しているらしい。が、その件を知るものは当人たち以外誰もいない。最近では、再会したアゼルと何かと行動をともにしたがっている。どうも彼なりに思うところがあるようだ。「エル」という愛称で呼ばれることを好む。


　☆アレス（エルリオと同一人物）

・年齢などは全てエルリオと同じ。

・性格は冷静だが、荒っぽいところもあり、誇りたかい。相手が誰であろうとかまわず、えらそうな口調で説教くさいことを言う（自分のことをは人間だと思っていないような発言が多々ある）。身体的特徴はエルリオを遙かに上回っており、時折人間離れした動きをみせる。彼がいつから存在し、どのようにして生まれたかは一切不明。また彼にエルリオの記憶はあるが、エルリオには彼になっている間の記憶はない。ごくまれに隠れた優しさをみせることがあり、彼がエルリオと同一人物であることを再確認させられる。カインとはよき喧嘩仲間。


　☆カイン・アーベント

・年齢　　　２６歳

・身体的特徴　　　こげ茶色の髪、深い蒼色の双眸

・所属　　　帝国軍第一装甲師団・中佐

・愛機　　　セイバータイガー・ソール

・性格は自他ともに認める熱血漢。面倒見がよく、友達想い。アゼルの天然ボケに少々振り回され気味。つい最近改名し、「カイン」と名乗るようになる。アゼルほどではないが、彼も過去の経歴に不明な点がある。どうやら本人にもわからないらしい。いつも明るいが、時々寂しげに見えるのは、やはり閉ざされた過去が原因なのだろうか。また一説によると、彼はアーベント夫妻（父親は現役軍人・アーベント中将）の実子ではないらしいが、真実は不明。同僚のルーナを好いており、現在のところ告白の機会を窺っている。それを知ってからは、アゼル、エルリオ（アレス）なども応援中（野次馬根性という説あり）。アレスとは何かと喧嘩している。


　☆ルーナ・シレーナ

・年齢　　　２２歳（？）

・身体的特徴　　　長く淡い金髪、琥珀の双眸

・所属　　　帝国軍第一装甲師団・大尉

・愛機　　　レドラー・アージュ

・性格は普段はおしとやかで良家の令嬢ではないか、と思われるほど。言葉遣いも性格に相応しく丁寧。が、怒った時や軍事行動中は勇ましい言動をとることもある。また格闘技を習っていたことがあり、かなりできるようだ（「人は見かけによらず」の代名詞：エルリオ談）。そんな彼女だが、記憶の所々が欠落しており、現在ともに暮らしている母親（男まさりな現役軍人・シレーナ少将）も本当の親ではない。空白の時に不安を覚え、記憶の欠片を探してはいるが、いままでのところ進展なし。アゼルたちも暇をみつけては協力中。幼い頃のとある出来事をきっかけに、アゼルの「育ての母」を自称している。実際彼女のアゼルを見る瞳は、とても優しい母親のそれだ。同僚・カインは気になる存在。