発達緑内障、隅角発育異常緑内障  
   
 早発型発達緑内障  房水流出路の発育異常。早発型は生後1年以内に発病することが多い。眼圧上昇の原因が繊維柱帯の発達異常に限定されている。
症状は 流涙・眩しさ・眼瞼痙攣 で、検査では眼圧上昇による角膜浮腫、角膜混濁、角膜径増大、隅角形成不全、視神経乳頭変化、前房深度の増大など認める。遺伝性は少ない。約10%に常染色体劣性遺伝形式。
   
 遅発型発達緑内障 繊維柱帯 の発達異常が軽く、発症が10才〜20才で、原発開放隅角緑内障の若年型に類似している。